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内科医ミーの日常日記です。男の子二人に振り回される日々。 ※医療相談などは一切受け付けておりません。
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※この日記は帰国後に回想しながら記録しています。

さて初日。前日になってえっちらおっちらスーツケースを開いて準備を始めた私。
11月までドイツ滞在中の旦那のために冬物のコートやスーツなどを詰めていくので、かなり大き目のスーツケース(真冬に10日ほど旅行できるサイズ)にも関わらず、隙間はほんの少しだけという状態。
まあ帰りは旦那の衣類がなくなるから(コートがとにかく大きいし)、お土産を詰めて帰ってくることも可能でしょう。

他にも頼まれて持っていったものが、料理用のラップ!
ドイツでは自炊している旦那なのですが、ヨーロッパ製のラップはとにかく薄いわ破れやすいわ、で使いにくいことこの上ないそうです。



そんなこんなで前夜の就寝は午前0時過ぎ。
飛行機は福岡空港を7時半発なので、逆算して5時半にタクシーに来てもらうように予約済み。起床は4時半のはずでした。

・・・目が覚めたのは3時

遠足前夜の子供ですか!!
そのまま目がランランと冴えてしまって眠れなくなったので、起き上がって、PC開いたりなんだり。
タクシーが来るまでのんびり過ごすことに。
朝食は空港かどこかで摂ればいいやと思ってたので空腹も我慢我慢。

タクシーは時間通り5時半に来たものの、運転手さんはよれよれの小柄なおじさん。
予約するときに行き先は空港でスーツケースがあると言っておいたはずなのに、そのおじさん、トランクにスーツケースを入れるために持ち上げる段階でよろよろとよろけてしまいます。
スーツケースはその段階で18キロ。私だって持ち上げられる重さなんですが。

早朝だし、空港には6時前に着。
パリまではエールフランス(AF)とJALの共同運航便。そしてパリ~フィレンツェはAFだけの運航。
てことでJALのカウンターではパリまでしかチケットを発行できない(eチケットなので押さえてはあります)とのこと。パリ~フィレンツェのチケットはパリCDG空港で発行してもらうように、と。
それなのになぜかスーツケースは名古屋でもCDGでも手元に出てくることなくフィレンツェまで預けるように手続きできると言うのです。
ええ~???とハテナの嵐でしたが、地上係員さんが言うからにはこうなんでしょう、と従うしかありません。

時間通りに飛行機は乗り継ぎの名古屋へ出発。
名古屋着8:45。パリへの出発は10:05
9:15には税関くぐれば余裕でしょー、と余裕ぶっこいた私はショップなどを見て回りかけていました。

が。

ふとチケットを見ると、9:35には搭乗口へ来なさいと書かれているではありませんか!(気づいたのは9時過ぎ)
ぎょええええええ!いくらなんでも20分じゃ税関はくぐれない!!
ってことで泡食って出国手続きへ。
そこがびっくり長蛇の列!
えええ?!前にヨーロッパ行ったときってこんなだったっけ~???

で、搭乗口到着は9時半過ぎ。着いたとたんに搭乗が始まっちゃって、ラウンジ使用どころかトイレに行く暇もないという事態に・・・orz。

なにはともあれ、私は12時間ほど機上の人に。
過去2回(←大人になってから。3歳の頃のも含めると今回4回目)のヨーロッパ旅行はいずれも当然ながらエコノミー使用。しかもぎゅうぎゅうに満席状態。
今回はパリまでは連れもいないことですし(毒)、奮発してビジネスクラスを使用しました。
(旦那「現地集合になったお詫びにビジネスクラスで来ていいから」私「・・・でも私の口座から落ちるんだけど」という会話があっていたり)

座席が広い!周囲に気兼ねなくベッドモードにもできる!
しかも幸い隣は空席!遠慮なく物置だ!
(そして目の前がトイレだったので空いてる隙を狙うのが容易/笑)

映画の選択肢もたくさんあったので、雑誌に載ってて観たいと思っていた「近距離恋愛」をチョイス。
機内食で和食とともに梅酒を飲んでご機嫌状態のまま映画鑑賞をして、時差調整のための睡眠zzz。
・・・が、これも3時間ほどで覚醒。
眠らなくちゃ~、眠らなくちゃ~と思っても、やっぱり不眠症体質の私は眠ることが出来ず。
うっかり睡眠導入剤もスーツケースのほうに入れちゃってたので、機内で使用不可能。

ちぇー、と思った私は、もそもそと起きだして2度目の機内食(好きな時に好きなものをメニューから注文できる)。
ベジタブルカレー。
いや、悩んだのですよ。まだ周囲の人たち寝てるし、これを頼もうと思ってから実際に頼むまで1時間以上は我慢したのですよ。
で、私が食べ始めると、案の定、匂いにつられて周囲の人も起きだしちゃいました。すいませーん

さていよいよ現地時間15:35にパリ到着!!
旦那が先にドイツから着てるはず!
だけどまずは乗り継ぎカウンターでフィレンツェまでチケットの発行を・・・

AFの日本人の地上係員さんが案内してましたので、誘導に従ってカウンターへ(入国審査前なのです)。
カウンターの人は英語も出来るフランス人。英語で状況を説明しますが、怪訝な顔をされてしまいました。
やっぱチケットは一部しか発行されてないのに荷物はスルーってのが変だったらしい。
さらにここで旦那と合流するもんだから、また手続きがややこしいことになってたみたいです。
「同行者は?」「夫がドイツから来てここで合流するんです」「荷物は?」「荷物もここで合流するはずです」みたいな会話を交わしました。

で、なんとかチケットを受け取り、税関へ。
税関職員はやる気なし(爆)。
パスポートを持ってることだけチェックしたら何も聞かれず「行っていいよ」。
以前の旅行でもそうでしたが日本人の女性に対してかなりチェックが甘いです。まあ悪人顔じゃないってだけですが。

そこで携帯の電源をON。
いまどきの携帯はすごいですね。時計をなにも調整しなくてもGPSで勝手に位置を確認して、現在地時刻と日本時間を両方表示してくれましたよ。

そしてゲートの外に出ると、そこに旦那が!
予定通りに合流vvv

ですが互いに大荷物を持った状態で感激の抱擁などあるはずもなく(笑)、そのままシャトルバス乗り場へ。
噂のターミナル2Gへ移動。
ここで旦那が新婚旅行者らしくハンディカムを取り出して、まだ工事中の新ターミナル近辺を動画撮影。
で。周囲とは隔絶された感のある2G到着。
出発口の入り口を入るとチェックインカウンターはちょびっとだけで、すぐに手荷物検査場(行き先がシェンゲン内だけなので税関はなし)。
すぐに2階へ上がって搭乗口周辺のロビー・・・あれ?ラウンジは?ないの?

そこにあったのはカフェと小さな免税店と、本屋さんだけ。
えー!ラウンジあると思って期待してたのにー!(ビジネスクラスなのであれば使用可能)

てことでカフェのソファに陣取って18:55の出発まで3時間過ごすことに。
カフェのレモンケーキ
レモンケーキ。

とにかくこの3時間が長かった。
いくら旦那と1ヵ月半ぶりに顔を合わせるとは言っても、かなりの頻度でSkypeで会話してましたし、前日まで持っていくものの打ち合わせで電話したりしていましたし、いちゃいちゃするにも人前だし(笑)。
のんびりまったり3時間。旦那はフランスの新聞を買ってきたりなんだり。

ようやく搭乗が始まる頃にはターミナルは日本人の姿が目立つようになりました。
パリ~フィレンツェは日本人の利用がやはり多いようです。アリタリアのストや経営危機の影響もあるのでしょうけれど。

飛行機へは一旦外に出て、飛行機と同じ路面を歩いて(!)から階段へ。目の前に止まってるんですよ。
というのも使用機体が小さいので、大きな機体のようにターミナルから直接デッキを繋いで、とはできないようです。
そこで飛行機プチヲタの旦那がDA☆I☆KO☆HU☆N(爆)。
何しろ目の前で飛行機のエンジンがごんごん回ってる状態ですから。
ドイツでもわざわざ地方空港に行って、目の前を飛び立っていく飛行機を見て大喜びしてたらしいし。

そしてフライト。滑走路まですごいスピードで走るので大笑い。さすが小さい機体だからできる技!
パリ~フィレンツェは1時間55分。
日本人客は多いけれどビジネスクラスは私たちだけ。まあ普通ならエコノミーで十分な距離なんですが、日本から往復で航空券を買った都合上こうなってしまった、と。

機内食はビジネスだけ出ます。
冷たいんですよ、これが!
昔ながらのプラスチックの食器にプラスチックのカトラリー!
パリまでのJALの機内の食事が温かかったし、食器も陶器っぽかったんで感動してたんですが、AFのほうは古式ゆかしい機内食!
味はよかったです。量は少ないのに胃がもたれるボリュームでしたし。

外は夜景
飛行機の外はすっかり夜景でした。

21時前にフィレンツェ到着。私の荷物が名古屋で積み残されてないか微妙に心配してましたが、無事に旦那のスーツケースと仲良く並んで(途中合流だったのに!)出てきました。

ここでは節約して、バスで市内へ移動。タクシーだとお値段が倍以上かかるので。
タクシー乗り場は長蛇の列。バスは21時半発車。人もまばら。
運転手さんに乗るときにお金を払って乗り込みます。

市内へは15分ほど。到着地はサンタ・マリア・ノヴェッラ(SMN)駅。
ここからストロッツィ宮そばのHelvetia & Bristolホテルへは徒歩5分。

カード会社で手配していたのですが、どうやら新婚旅行だというのが伝わっていたらしくフロントで、
「新婚旅行だそうですね。おめでとうございます。お部屋もアップグレードしています」
と言われました。
ほほう、と思いながら部屋へ・・・。

え?
え?
ええええ?!

なんですか!この広い部屋は!豪華な家具は!
080915_3.jpg
ウェルカムシャンパンまであるし!

080915_4.jpg
さすがヨーロッパで最も美しいインテリアのホテルだし!

湯船にはジェットバスつき!うわははははは

後でクローゼットの中からこの部屋の正規料金が書かれた札を見つけたところ、私たちが払った値段の倍以上!くらくらくら
さすがAmoreの国!新婚さんへサービス満点!

あまりの豪勢さにめまいを覚えつつ、この日は荷物を解いてお風呂に入るだけにして就寝しました。
はてさて初日だけでこれだけネタ満載。
どうなることやら珍道中!

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