内科医ミーの日常日記です。男の子二人に振り回される日々。
※医療相談などは一切受け付けておりません。
※この日記は帰国してから回想しながら記録しております。
さて、長旅の1日目が終わり、2日目は観光客としてはどつかれそうなほどの朝寝をしてから起きだした私たち。
優雅にルームサービスで朝食を摂ります。
ほぼすべて菓子パンによるコンチネンタルブレイクファースト。甘いクロワッサンが特に美味でした。
観光に出かける前に、フロントでちょいと予備知識を・・・
旦那「大きい本屋、どこにあります?」(以下、英語も日本語もイタリア語もフランス語もそのまま日本語表示します)
まず本屋ですか。
さて、長旅の1日目が終わり、2日目は観光客としてはどつかれそうなほどの朝寝をしてから起きだした私たち。
優雅にルームサービスで朝食を摂ります。
ほぼすべて菓子パンによるコンチネンタルブレイクファースト。甘いクロワッサンが特に美味でした。
観光に出かける前に、フロントでちょいと予備知識を・・・
旦那「大きい本屋、どこにあります?」(以下、英語も日本語もイタリア語もフランス語もそのまま日本語表示します)
まず本屋ですか。
最初に立ち寄ったのは、ええ、もちろん共和国広場に面したちょっと大き目の本屋さん。
旦那は某文系科目の学者なのです。
まず地下の専門書コーナーへまっしぐら☆
旦那「あんまりいいのないや」
はいはい。私のほうも医学書はなさそうですよ(←一応探してみた)。
上のほうのフロア(2F。日本で言う3階)に行くと、料理書のコーナーが。
そこで旦那がまた大興奮。
旦那「すげー、ナポリ料理の本があるよ!あ!料理用語辞典もある!欲しい!」
(なぜかこれが私ではなく旦那の叫び)
すかさず書名をメモメモする旦那(笑)。
その間に私は近くにあった旅行ガイドコーナーを見ておりました。
イタリアに旅行する日本人は多いのに、日本に旅行するイタリア人は少ないようです。日本に関するガイドブックはほとんどありませんでした。
で、最後は0F(日本の1階)の売り場を散策。
私「19世紀末のフィレンツェの写真集があるよおおおおおvvv」
旦那「うわ、この歴史書も面白そうvvv」
一応似たもの夫婦のようです(安心)。
さて気を取り直して観光へ。
まずはやはりフィレンツェに来たからには見なくてはなりません。
ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ聖堂)。例の落書き事件で有名になったところです。
が。
旦那「人多すぎ」
ばっさり
てことで、遠目に見て素通りだけ。クーポラにのぼるどころか、聖堂内に入ることすらなく素通り。
外観もほとんど見ようともしないで通り過ぎる旦那なのでした。
いや、フィレンツェ4回目でクーポラにも2回ほど上ってる私はともかく、イタリア自体が初めてなのにいいんですか、旦那?
で、次はなんとか旦那を引きずってその近くの観光ポイント、サン・ロレンツォ教会へと向かいます。
そのままメディチ家礼拝堂へも。
そこもなんだか「へー。ほー。ふーん」という感じで終わりorz。
次にサン・マルコ美術館へ(ダヴィデ像があっても人が多いばかりのアカデミア美術館には興味を示さない旦那だし)。
そこでフラ・アンジェリコの「受胎告知」に再会。
ここはいつ来ても落ち着きます。
ここではさすがに旦那も修道僧の房の絵を興味深そうに見てました。
で、そこから出るとすぐ傍にフィレンツェ大学が。
「ユニバーシティグッズを売ってるお店ないかねえ?」と言いながらそのあたりを歩き回ってみましたが(学者バカ夫婦)、昼休みだったせいか見つかりませんでした。
そこからホテルの傍まで戻り、地元の人ばかりのカフェ、「アマデウス」で遅い昼食。
遅すぎて何を頼んでも「すいません、それ終わりました」と言われ。結局選択肢は2つほどしかありませんでした(^^;)。
でも美味。
その時点で、前日から引きずってた寝不足と、慣れない度つきサングラスによる眼精疲労でくたくたになっていた私。
旦那「昼寝してていいよ」
と言って、私をホテルの部屋に置き去りにしました(え?)。
ええ。旦那ってば、人を強制的に昼寝させておいて、自分はフィレンツェ郊外のヨーロッパ大学の図書館へ出かけていったのです!
新婚旅行で新妻を置き去りに単独行動。新婚旅行そのものを現地集合・現地解散にする旦那ならではと言いましょうか。
私のほうは1時間もしたら気分もすっきりして目が覚めてしまったのですが、旦那が帰ってきたのは更にそれから1時間後。さすがに私は一人で出かけるわけにも行かず、部屋でぼーっと待っておりました。うがあ
んで。旦那が戻ってきたらもうディナーに出かける準備をする時間です。
ミシュラン・イタリアを見て旦那が決めたお店はIl Latini。地元トスカナ料理を出す下町風情がある人気店です。
予約をして行ってみると、お店の前は長蛇の列。さすがです。
中に入ると我々の席は2人用テーブルを4つ並べた8人席の端っこ。
すぐ隣にはイタリア人の陽気なお兄さん二人連れが座ります。
前菜は地元の生ハムでいっただきま~す♪
が。隣のお兄さんたち、やたら人懐っこいのです、これが。
いろいろ話しかけてきて、ボトルワインも「自分たちだけじゃ多いから」と言っておごりで分けてくれます。
フレンドリーな旦那は片言のイタリア語で彼らとコミュニケーション。
私も釣られて片言の英語でコミュニケーション(つうても私の隣に座ってたお兄さんは英語はほとんど話せませんでしたけど)。
しまいにはお兄さんたちの向こうの席に座っているイタリア人のおじさんと、アメリカ人のお姉さん(それぞれ一人客)も交えて6人で陽気に盛り上がってしまいました。
アメリカ人のお姉さんの名前をイタリア語読みするとどうなるか、とか、そういう話題だったかと。
で。一番奥の席に座ってたのが日本人ではないアジア人のカップル(男性の顔立ちと服装から察して)。
彼らはずっとしーんと静かで、ほとんど隣とコミュニケーションをとることもなく俯いておりました。
彼らが帰った後でイタリア人のお兄さんが「日本人はみんなああなのか!」と憤慨しておりましたが、一応旦那が「アジアではああいうのが一般的なんだよ(そして彼らは日本人じゃなさそうだよ)」と説明しておきました。
うんうん、東アジア人はどうしてもそうなりがち。私だって旦那みたいな人がいなかったら、初対面の人には引っ込み思案もいいところですから。
最後のドルチェの時にはまたまたおすそ分けをいただきました♪
硬いビスコイを甘い貴腐ワインに浸してパクリ。これがもんのすごい美味でした。
そんなこんなで陽気にトスカナ料理を食した後は、いい気分で夜の街をそぞろ歩き。
まずはワインメーカーの直営のCantinetta Antinoriでグラッパをぐいっ。
それから、昼間は避けて通っていた旦那も夜ならじっくり外観を見る気になったらしいドゥオモ。

そして夜はほぼ無人の新市場のロッジア。

この豚さんの鼻を撫でるとフィレンツェに再訪できるらしいです。
ローマのトレビの泉のコインみたいなもんです。ってことで撫で撫で。
それから夜のヴェッキオ橋のほうへと向かう途中で酒屋発見!
ここでまたしてもイタリアワイン好きの旦那がDA☆I☆KO☆HU☆N
店主のおじさんが苦笑するほどに棚をじっくり吟味しては、はしゃぎまくっておりました。
ここで先ほど食したビスコイと貴腐ワインを購入☆
んでヴェッキオ橋付近の夜景を眺めて盛り上がり(笑)。

月は十六夜(手振れで半月っぽいですがほぼ満月です)、日本で言うなら中秋の名月の次の夜。
でっかい月をバックに街の灯りがとても綺麗でした☆

それから夜のウフィツィ美術館の回廊を通り、シニョーリア広場へ。(昼間のウフィツィにはやはり近寄らない旦那/笑)
昼間の放置はともかくとして(毒)、夜は新婚ムード満点。
気分よくホテルへ戻ったのでした。
ちなみにこの日の写真は夜遊びの写真のみで昼間は1枚もなし(爆)。
旦那は某文系科目の学者なのです。
まず地下の専門書コーナーへまっしぐら☆
旦那「あんまりいいのないや」
はいはい。私のほうも医学書はなさそうですよ(←一応探してみた)。
上のほうのフロア(2F。日本で言う3階)に行くと、料理書のコーナーが。
そこで旦那がまた大興奮。
旦那「すげー、ナポリ料理の本があるよ!あ!料理用語辞典もある!欲しい!」
(なぜかこれが私ではなく旦那の叫び)
すかさず書名をメモメモする旦那(笑)。
その間に私は近くにあった旅行ガイドコーナーを見ておりました。
イタリアに旅行する日本人は多いのに、日本に旅行するイタリア人は少ないようです。日本に関するガイドブックはほとんどありませんでした。
で、最後は0F(日本の1階)の売り場を散策。
私「19世紀末のフィレンツェの写真集があるよおおおおおvvv」
旦那「うわ、この歴史書も面白そうvvv」
一応似たもの夫婦のようです(安心)。
さて気を取り直して観光へ。
まずはやはりフィレンツェに来たからには見なくてはなりません。
ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ聖堂)。例の落書き事件で有名になったところです。
が。
旦那「人多すぎ」
ばっさり
てことで、遠目に見て素通りだけ。クーポラにのぼるどころか、聖堂内に入ることすらなく素通り。
外観もほとんど見ようともしないで通り過ぎる旦那なのでした。
いや、フィレンツェ4回目でクーポラにも2回ほど上ってる私はともかく、イタリア自体が初めてなのにいいんですか、旦那?
で、次はなんとか旦那を引きずってその近くの観光ポイント、サン・ロレンツォ教会へと向かいます。
そのままメディチ家礼拝堂へも。
そこもなんだか「へー。ほー。ふーん」という感じで終わりorz。
次にサン・マルコ美術館へ(ダヴィデ像があっても人が多いばかりのアカデミア美術館には興味を示さない旦那だし)。
そこでフラ・アンジェリコの「受胎告知」に再会。
ここはいつ来ても落ち着きます。
ここではさすがに旦那も修道僧の房の絵を興味深そうに見てました。
で、そこから出るとすぐ傍にフィレンツェ大学が。
「ユニバーシティグッズを売ってるお店ないかねえ?」と言いながらそのあたりを歩き回ってみましたが(学者バカ夫婦)、昼休みだったせいか見つかりませんでした。
そこからホテルの傍まで戻り、地元の人ばかりのカフェ、「アマデウス」で遅い昼食。
遅すぎて何を頼んでも「すいません、それ終わりました」と言われ。結局選択肢は2つほどしかありませんでした(^^;)。
でも美味。
その時点で、前日から引きずってた寝不足と、慣れない度つきサングラスによる眼精疲労でくたくたになっていた私。
旦那「昼寝してていいよ」
と言って、私をホテルの部屋に置き去りにしました(え?)。
ええ。旦那ってば、人を強制的に昼寝させておいて、自分はフィレンツェ郊外のヨーロッパ大学の図書館へ出かけていったのです!
新婚旅行で新妻を置き去りに単独行動。新婚旅行そのものを現地集合・現地解散にする旦那ならではと言いましょうか。
私のほうは1時間もしたら気分もすっきりして目が覚めてしまったのですが、旦那が帰ってきたのは更にそれから1時間後。さすがに私は一人で出かけるわけにも行かず、部屋でぼーっと待っておりました。うがあ
んで。旦那が戻ってきたらもうディナーに出かける準備をする時間です。
ミシュラン・イタリアを見て旦那が決めたお店はIl Latini。地元トスカナ料理を出す下町風情がある人気店です。
予約をして行ってみると、お店の前は長蛇の列。さすがです。
中に入ると我々の席は2人用テーブルを4つ並べた8人席の端っこ。
すぐ隣にはイタリア人の陽気なお兄さん二人連れが座ります。
前菜は地元の生ハムでいっただきま~す♪
が。隣のお兄さんたち、やたら人懐っこいのです、これが。
いろいろ話しかけてきて、ボトルワインも「自分たちだけじゃ多いから」と言っておごりで分けてくれます。
フレンドリーな旦那は片言のイタリア語で彼らとコミュニケーション。
私も釣られて片言の英語でコミュニケーション(つうても私の隣に座ってたお兄さんは英語はほとんど話せませんでしたけど)。
しまいにはお兄さんたちの向こうの席に座っているイタリア人のおじさんと、アメリカ人のお姉さん(それぞれ一人客)も交えて6人で陽気に盛り上がってしまいました。
アメリカ人のお姉さんの名前をイタリア語読みするとどうなるか、とか、そういう話題だったかと。
で。一番奥の席に座ってたのが日本人ではないアジア人のカップル(男性の顔立ちと服装から察して)。
彼らはずっとしーんと静かで、ほとんど隣とコミュニケーションをとることもなく俯いておりました。
彼らが帰った後でイタリア人のお兄さんが「日本人はみんなああなのか!」と憤慨しておりましたが、一応旦那が「アジアではああいうのが一般的なんだよ(そして彼らは日本人じゃなさそうだよ)」と説明しておきました。
うんうん、東アジア人はどうしてもそうなりがち。私だって旦那みたいな人がいなかったら、初対面の人には引っ込み思案もいいところですから。
最後のドルチェの時にはまたまたおすそ分けをいただきました♪
硬いビスコイを甘い貴腐ワインに浸してパクリ。これがもんのすごい美味でした。
そんなこんなで陽気にトスカナ料理を食した後は、いい気分で夜の街をそぞろ歩き。
まずはワインメーカーの直営のCantinetta Antinoriでグラッパをぐいっ。
それから、昼間は避けて通っていた旦那も夜ならじっくり外観を見る気になったらしいドゥオモ。
そして夜はほぼ無人の新市場のロッジア。
この豚さんの鼻を撫でるとフィレンツェに再訪できるらしいです。
ローマのトレビの泉のコインみたいなもんです。ってことで撫で撫で。
それから夜のヴェッキオ橋のほうへと向かう途中で酒屋発見!
ここでまたしてもイタリアワイン好きの旦那がDA☆I☆KO☆HU☆N
店主のおじさんが苦笑するほどに棚をじっくり吟味しては、はしゃぎまくっておりました。
ここで先ほど食したビスコイと貴腐ワインを購入☆
んでヴェッキオ橋付近の夜景を眺めて盛り上がり(笑)。
月は十六夜(手振れで半月っぽいですがほぼ満月です)、日本で言うなら中秋の名月の次の夜。
でっかい月をバックに街の灯りがとても綺麗でした☆
それから夜のウフィツィ美術館の回廊を通り、シニョーリア広場へ。(昼間のウフィツィにはやはり近寄らない旦那/笑)
昼間の放置はともかくとして(毒)、夜は新婚ムード満点。
気分よくホテルへ戻ったのでした。
ちなみにこの日の写真は夜遊びの写真のみで昼間は1枚もなし(爆)。
PR
この記事にコメントする