内科医ミーの日常日記です。男の子二人に振り回される日々。
※医療相談などは一切受け付けておりません。
この10月から水痘ワクチンが定期接種化され、1歳になってから3歳になるまでの間に2回接種することになりました。
移行措置として未接種の3,4歳児には1回目だけ公費負担で接種機会あり。
任意接種ではかなり高価なワクチンだったので、これでずいぶん接種率が上がると思います。
(現在も任意接種の流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)ワクチンと同時接種だと2万円超えてました)
我が家では長男坊はすでにこの5月に発症済み。その前に1回接種してましたが、2割ほどはワクチン接種後でも感染・発症することがわかっています。
発症後なので2回目接種の必要なし(そもそも定期接種の対象外の年齢)。
次男坊も1回接種済み。2回目だけ無料でできるというお知らせがきました。
上記の長男坊の感染時に濃厚接触して発症しなかったし、その接触で再ブーストされたから免疫は十分だと思うのですが、本人が発症しなかったのなら接種したほうがいいと勧められて接種しました。
インフルエンザと同時接種です。
ここ何年か、ワクチン後進国の汚名を返上しようとどんどん予防接種制度が変わっています。
我が家でも長男坊が生まれてからだけでもかなり変わってきています。
国立感染症研究所の予防接種スケジュールです(→日本の予防接種スケジュール)。
今からお子さんが生まれるところはこれに従うだけですが(それでも複雑ですが)、移行期に当たると本当にわからなくなってきます。
うちも次男坊の時にポリオが生ワクチンから不活性化ワクチンになり、DPTと合わせた4種混合ワクチンになりました。移行期だったので次男坊はDPTとポリオ(不活性化)が別スケジュールになりました。
ロタワクチンも長男坊の時は未発売でした。
Hibワクチンは長男坊の時は品薄で打てなかったのも記憶に新しいです。いまは肺炎球菌ワクチンとともに定期接種になりました。
で、うちは男の子なので(今のところ)無関係ですが、HPVワクチンは対応が二転三転してますし(話の転がり方によっては、男性がウイルスを媒介しないために将来的に男性もワクチンを打つ方向に変わるかもしれません)。
今回の水痘ワクチンの定期接種化もあって。
とりあえずうちでは小児向けの接種スケジュール通りに今のところ進んでいて、打ってないのは任意接種のA型肝炎とB型肝炎くらいです。
B型肝炎は感染力が強いし(ウイルス保有率は日本全体では減少傾向ですが)、本当は打っておいたほうがいいワクチンなんですよね。
しかし任意接種なんでこれから二人に接種となると、計6回。6万円前後かあ…(遠い目)。
アメリカでは現在すべて公費接種。生後24時間以内に全員初回投与されます。
さて先日の予防接種。
長男坊に「明日予防接種の注射しに行くよ」と言ったところ。
長男坊「痛いから嫌だ」
私「こないだの時、痛かった?」
長男坊「痛かったよ」
私「こないだのは日本脳炎のだったもんね。今回のインフルエンザのは日本脳炎のよりはお薬じたいは痛くないよ。痛いのは針さしてる間だけだよ」
長男坊「ほんと?」
私「ほんとほんと。何秒かだけだよ」
小児科にて。
長男坊「何秒ですか?」
先生「3秒かな」
で、注射される間もおとなしく針先を見守る長男坊。
帰宅後に、「全然痛くなかった(^^)」だそうです。
強いなあ。
次男坊はまだ嫌がって暴れるので、私と看護婦さんでしっかり抑えての接種でしたが、それも本当に大暴れする子に比べたらまだまだかなと。
ちなみに日本脳炎ワクチンが痛かったというのは実は昔の話。
現在は薬液が改良されたので、薬液のpHも浸透圧もインフルエンザワクチンと同程度。不純物なども改良によって減ってきているので、実はあまり痛くないワクチンの部類に入ってきてます。
ともあれ、日本脳炎のワクチンは子どもが痛みを予期できるようになってくる3歳で接種するから、「注射痛い、注射嫌だ」となりやすいんでしょうね。
長男坊がうまくだまされてくれてよかった。
インフルエンザが今年あと1回なのはさておき、次の定期接種は4月に二人揃って。長男坊が麻疹風疹2期。次男坊が日本脳炎1期。
今回の会話を覚えていた長男坊が次男坊に「日本脳炎は痛いんだよ」とか言ったら、「お薬が改良されて今のは痛くないんだよ」と言ってやらねば。
移行措置として未接種の3,4歳児には1回目だけ公費負担で接種機会あり。
任意接種ではかなり高価なワクチンだったので、これでずいぶん接種率が上がると思います。
(現在も任意接種の流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)ワクチンと同時接種だと2万円超えてました)
我が家では長男坊はすでにこの5月に発症済み。その前に1回接種してましたが、2割ほどはワクチン接種後でも感染・発症することがわかっています。
発症後なので2回目接種の必要なし(そもそも定期接種の対象外の年齢)。
次男坊も1回接種済み。2回目だけ無料でできるというお知らせがきました。
上記の長男坊の感染時に濃厚接触して発症しなかったし、その接触で再ブーストされたから免疫は十分だと思うのですが、本人が発症しなかったのなら接種したほうがいいと勧められて接種しました。
インフルエンザと同時接種です。
ここ何年か、ワクチン後進国の汚名を返上しようとどんどん予防接種制度が変わっています。
我が家でも長男坊が生まれてからだけでもかなり変わってきています。
国立感染症研究所の予防接種スケジュールです(→日本の予防接種スケジュール)。
今からお子さんが生まれるところはこれに従うだけですが(それでも複雑ですが)、移行期に当たると本当にわからなくなってきます。
うちも次男坊の時にポリオが生ワクチンから不活性化ワクチンになり、DPTと合わせた4種混合ワクチンになりました。移行期だったので次男坊はDPTとポリオ(不活性化)が別スケジュールになりました。
ロタワクチンも長男坊の時は未発売でした。
Hibワクチンは長男坊の時は品薄で打てなかったのも記憶に新しいです。いまは肺炎球菌ワクチンとともに定期接種になりました。
で、うちは男の子なので(今のところ)無関係ですが、HPVワクチンは対応が二転三転してますし(話の転がり方によっては、男性がウイルスを媒介しないために将来的に男性もワクチンを打つ方向に変わるかもしれません)。
今回の水痘ワクチンの定期接種化もあって。
とりあえずうちでは小児向けの接種スケジュール通りに今のところ進んでいて、打ってないのは任意接種のA型肝炎とB型肝炎くらいです。
B型肝炎は感染力が強いし(ウイルス保有率は日本全体では減少傾向ですが)、本当は打っておいたほうがいいワクチンなんですよね。
しかし任意接種なんでこれから二人に接種となると、計6回。6万円前後かあ…(遠い目)。
アメリカでは現在すべて公費接種。生後24時間以内に全員初回投与されます。
さて先日の予防接種。
長男坊に「明日予防接種の注射しに行くよ」と言ったところ。
長男坊「痛いから嫌だ」
私「こないだの時、痛かった?」
長男坊「痛かったよ」
私「こないだのは日本脳炎のだったもんね。今回のインフルエンザのは日本脳炎のよりはお薬じたいは痛くないよ。痛いのは針さしてる間だけだよ」
長男坊「ほんと?」
私「ほんとほんと。何秒かだけだよ」
小児科にて。
長男坊「何秒ですか?」
先生「3秒かな」
で、注射される間もおとなしく針先を見守る長男坊。
帰宅後に、「全然痛くなかった(^^)」だそうです。
強いなあ。
次男坊はまだ嫌がって暴れるので、私と看護婦さんでしっかり抑えての接種でしたが、それも本当に大暴れする子に比べたらまだまだかなと。
ちなみに日本脳炎ワクチンが痛かったというのは実は昔の話。
現在は薬液が改良されたので、薬液のpHも浸透圧もインフルエンザワクチンと同程度。不純物なども改良によって減ってきているので、実はあまり痛くないワクチンの部類に入ってきてます。
ともあれ、日本脳炎のワクチンは子どもが痛みを予期できるようになってくる3歳で接種するから、「注射痛い、注射嫌だ」となりやすいんでしょうね。
長男坊がうまくだまされてくれてよかった。
インフルエンザが今年あと1回なのはさておき、次の定期接種は4月に二人揃って。長男坊が麻疹風疹2期。次男坊が日本脳炎1期。
今回の会話を覚えていた長男坊が次男坊に「日本脳炎は痛いんだよ」とか言ったら、「お薬が改良されて今のは痛くないんだよ」と言ってやらねば。
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